訪問鍼灸って？～はり編～

鍼灸って何に効くの？って色々なところでご質問をいただきます。

中には鍼灸＝『はり・きゅう』ってこともご存知ない方もおられます。

確かに鍼灸を経験したことがある人が、まだまだ少ないというのが現状ですから、自分の症状に効果があるのかもわからないのもうなずけますね。

介護を受けている方では、訪問マッサージや訪問リハビリは積極的に受けていますが、訪問で鍼灸となるとまだまだ利用者が少ないように感じます。

例えば、ベッドから起き上がる時に腰が痛い・立ち上がっておトイレに行くときに膝が痛い・着替えの時に肩が痛いなどの痛みに対して、痛みを和らげるのに『はり』は効果的です。

また、脳梗塞後遺症・パーキンソン病や難病などもリハビリと併用することで、麻痺や拘縮などで動かしにくくなった身体の機能を回復させる作用もあります。当院が行なっている、YNSA療法は頭に1~2ミリほどのごくわずかな刺激で、諦めかけていた症状にも対応でき、時には施術者も驚くほどの効果があることがあります。

また、『痛そう』『熱そう』なイメージがありますが、ほとんどの方が思っていたイメージほど、痛みも熱さも気にならないとおっしゃいます。『はり』が絶対良いとはいいませんが、なかなか症状が良くならないなどの悩みをお持ちの方は、一度試してみてはどうでしょうか？